7_地方の大きなお祭り|姥神大神宮渡御祭
【姥神大神宮渡御祭とは】
北海道は道南江差町。
8月11日、僕はここで行われているあるお祭りを見に行った。
「姥神大神宮渡御祭」である。
※ポスターはH29のもの。
【何のお祭り?】
江差町はかつてニシン漁で栄えた町だ。
〈ニシンのパイ:魔女の宅急便より〉
いまも江差にはニシン全盛期の象徴である商人の家が国指定重要文化財として残っている。
当時、この一帯を治めていた松前藩では米がとれず、その代わりの重要な収入源としてニシンが取れていた。
そのことから、松前藩では「ニシン」を通常の「鰊」ではなく、「鯡」(魚にあらず)の文字で読んでいたとされる。
それほど江差ではニシンが重要であった。
このお祭りは、その年のニシンの豊漁への感謝のために行われる、当時の歴史を現代に伝える由緒正しきお祭りなのであ~る。
なんと、お祭りの起源は約370年前からといわれるから驚きだ。
「北海道」命名150年記念の北海道の歴史からみたら、このお祭りが蝦夷地最古のお祭りと言われているのもうなずける。
2018年のお祭りスケジュール
8/9~8/11の3日間
僕はこの最終日にいってきた。
午後1時から11時まで約10時間この町にいた。笑
【お祭りでは、なにするの?】
詳しくはHPを見てほしい。(姥神大神宮渡御祭で検索!)
山車(このお祭りでは、ダシでなくヤマと呼ぶ)が2日間町内を巡業し、最終日のクライマックスには全山車勢ぞろいの大盛り上がりを見せる。
クライマックスに向かう山車の様子
これは当日僕が撮影したものだ。
山車を引いている人、太鼓をたたいている人、お囃子を鳴らしている人、上で踊っている人。
みんなが大漁を喜んでるようで、すごく雰囲気のいい様子がわかると思う。
クライマックスはこれが、約3時間くらい続く。
動画に出ている山車は一部だが、全部で13台ある。
残念ながら今年は1台途中故障してしまった。
それでも豪華絢爛な山車が次々と目の前を巡業していく様は圧巻だった。
来年もぜひ来てみたいと思う。
時間とお金さえあれば。
今日は短いけどおしまい。
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