地震に備えて準備しとくべき5つのもの。(北海道胆振東部地震での経験。)
- 2018.09.07
- 雑記
あまぐりです。
実は試される大地に住んでいる僕です。
今回の地震では大変苦労しました。
体験談を書いていこうと思います。
体験も書いていくから、めんどくさい人は最後の方まで飛んでください。
目次
- 【緊急地震速報】
- 【すぐに来た地震】
- 【停電】
- 【余震】
- 【スマホで確認】
- 【水道、ガスの無事を確認】
- 【朝を迎える】
- 【仕事に出かけるも】
- 【ドラッグストア・コンビニで長蛇の列】
- 【我々は電気がないと生きていけない】
- 【朝になって電気が回復】
- 【地震を体験して準備しといたほうがいいと思ったもの】
- 【まとめ】
【緊急地震速報】
まず、9月6日朝3時7分ころ。
緊急地震速報が鳴り響く。
家の中は僕と嫁の携帯からファンファン警報が鳴り、飛び起きた。
台風後の蒸し暑い夜だったので、少し窓を開けて寝ていたのだけれど、町の中も音があちこち響いていた。(町の防災無線的なものかもしれない。)
寝起きで頭ボーっとしていたけど、異様な雰囲気だったのは覚えている。
【すぐに来た地震】
緊急地震速報が鳴り響いてから、5秒もしないで揺れが来た。
ぐら~ぐら~って横揺れではなく、ダダダダダダって縦揺れ?だったと思う。
これは住んでいる家によって違うのかもしれない。
うちは震度5弱だったけど、結構な振動と時間だった。
【停電】
地震がおさまってしばらくして、まずはテレビを見ようと思った。
けど付かない。
あれ?
枕元のタブレットをみる。
あれ?wi-fiがつながってない。
ブレーカーをみる。
あれ?落ちてない。
停電だ!
ここで初めて停電に気付く。
向かいに住んでいる人もゴソゴソ動いている。
確認しようにもテレビがつかないので分からない。
この時「まあ、どうせ大したことない。朝になったら電気も回復してるよ。」
と思ってまた寝た。
家は高台にあるので津波の心配はしなかった。
【余震】
寝てから30分くらいで、余震で起床。
震度は3もなかったと思うけど、回数が多くて起きてしまった。
外は結構明るくなり始めてて、救急車の音も遠くで響いていた。
そこから、寝れなくて携帯でネットみようかなとおもったら親父から連絡がきた。
「お~い。大丈夫かぁ?」
還暦近い親父は早起きしちゃうみたいで、5時くらいにN○Kつけたら地震速報やってて連絡してきたみたい。
【スマホで確認】
のちに震度7に修正される。
でもテレビがつかないから確認できない。
【水道、ガスの無事を確認】
ここで水道が出る事を確認。
あとでわかるが近所では断水もあって、これに関してはうちは運が良かった。
そしてガスも出る事を確認。
この時、ちゃんと元栓を閉めた。
【朝を迎える】
朝6時、停電のまま朝を迎える。
嫁の仕事先からは、停電で仕事にならないので自宅待機との連絡が来る。
僕のところはこない。がびーん。ブラック企業かな。
【仕事に出かけるも】
朝8時仕事場に出かける。
予備電源でテレビをつけており、北海道全域で停電である事を知った。
しばらくして海岸線の関係先にがけ崩れ等の異常がないか巡回に出る。
ラジオで電気の復旧に1週間くらいかかる事をしる。
絶望。
結局巡回で異常はなく、13時過ぎに自宅に帰される。
【ドラッグストア・コンビニで長蛇の列】
これは報道でもあったと思うけど、すごい行列だった。
僕は家にストックがあったから行かなかったけど、殺到ってこういう時に使う言葉なんだなって気がした。
上記の仕事中にトイレでコンビニ使わせてもらったんだけど、パン・おにぎり・カップめん、カロリーメイト系、水、お茶はほぼ売り切れ。
カップめんは激辛系のだけ全て売れ残ってて少し笑った。
【我々は電気がないと生きていけない】
帰宅命令を受けたんだけど、家に帰ってなにもできない。
電気がないから。
テレビはつかないし、ネットもつながらないし。
おれは文明に生かされてたと気づいた。
夕方につれてあたりが暗くなってきたときは少し怖かった。
震源地に近い人は、これに加えて大きな余震があったのはかなり恐怖だっただろうと思う。
【朝になって電気が回復】
朝四時に起床したところ、隣の家の電気がついてた。
おっ!っと思い、ブレーカーを戻すと電気がぱっとついた!!!
あの時の感動は忘れない。
なぜか、玄関のチャイムがピンポーンってなった。笑
ネットが夕方まで繋がらなかったけど、電気がつながったからそんなことどうでもよかった。
これが僕の地震体験。
【地震を体験して準備しといたほうがいいと思ったもの】
1.ポリタンク
幸い断水にならなかったけど、水がない時は給水所が設置されておりそこから水をもらう形になる。
給水用のポリタンクを2つは用意しておいた方がいいだろう。うちには灯油用のポリタンクしかなく、断水していたらと思うとゾッとした。
2.懐中電灯
停電中のよるはほんとに恐怖。
トイレは真っ暗。
外の明かりもないので町中暗い。バイオハザードの世界観。
ロウソクは火事の原因になるので使わなかった。
懐中電灯(LEDだとなお良し)を準備しておけば安心だ。
3.ラジオもしくはワンセグ付の携帯
こういった非常事態では、情報が何より大事。
ツイッタ―などのSNSでは馬鹿な奴らがデマを拡散してたりする。
ラジオや公共放送の正しい情報を得て行動することが大事だ。
今回も、結構なデマが拡散されて踊らされている若者がいた。
踊らされる方も、悪いのだが。
4.携帯電話の充電器
これは、必ず乾電池で動くものを準備しよう。
停電だと充電できないからだ。
あと、電池はあらかじめ多めに常備しておこう。
停電後2時間でほとんどのお店から電池はなくなった。
5.食糧・水
おすすめは、缶詰。
保存が長期間効くし、栄養も高いものが多い。
おさかな系がいいよ。
あとはカップラーメン。
持ち運び軽いから避難所まで持っていける。お湯が作れることが第一条件だが。
水は必須。上記の水とはちがって飲料水のことね。
これも大体2時間くらいで市場からなくなる。
【まとめ】
台風から一日あけてすぐに来た地震。
ほんとに自然を相手にすると人間は無力。
だからこそ、事前に準備はしておくべき。
当たり前のものだけど、必要最低限のものはそろえておこう。
節電中だからこれで今日は終わります。
また追記してくね。電力供給が完全に戻ったら。
おやすみ。
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